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生活習慣病予防とコエンザイムQ10

そもそもよく耳にする生活習慣病とは何かというと、偏った(外食中心などの)食生活や喫煙、運動不足やストレスなどの普段の生活習慣の積み重ねによって引き起こされる病気の事です。
糖尿病・動脈硬化・肥満・高血圧・高脂血症などがあげられます。

私たちの身体は呼吸をします。
身体が呼吸をすることによって、体内に「活性酸素」というものが生まれます。
この活性酸素は体内に侵入してきたウイルスや細菌などを攻撃して、取り除いてくれる頼もしい働きがあります。
しかし、身体の中でこの活性酸素が増えすぎると、体内の細胞を酸化させてしまうので、色々な困った問題が起きてきます。

具体的には、身体の細胞の老化や動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病やがんの原因になるということです。
コエンザイムQ10が「ダイエットやアンチエイジングに良い」と言われるのは、強力な「抗酸化作用」を持つからです。
抗酸化作用とは何かというと、活性酸素を撃退する働きの事です。
コエンザイムQ10は悪玉コレステロールの増加を防ぎ、恐ろしい動脈硬化や高脂血症、高血圧などの生活習慣病を予防・改善してくれるのです。
逆にコエンザイムQ10が不足してしまうとこれらの病気にかかりやすくなるのです。

コエンザイムQ10は私たちが生きて活動するのに欠かせない物質です。
もともとこれは体内に存在する物質ですが、年齢を重ねるごとに残念ながら減少していきます。
なんと20歳代で減り始め、60歳代では約半分に減少してしまうのです。
また減ってしまう理由は加齢だけでなく、病気やストレスでも減ってしまいます。

私たちが年を取ると体力が落ちていくのは、抗酸化作用を持つコエンザイムQ10が減少していくからだという説もあります。
若いうちから積極的に摂りたい成分ですね。
コエンザイムQ10は食物から摂るよりも、サプリメントなどで摂るほうが簡単です。
だからといって、食生活がいい加減ではサプリメントを摂る意味がありません。
本気で生活習慣病の予防を考えるなら、栄養バランスの取れた(できれば和食中心の)食生活、適度な運動や十分な質の良い睡眠などを心掛け、サプリメントは文字通り「補う」ものとして使用しましょう。

参考:
生活習慣病予防とコエンザイムQ10
心も体もイキイキと過ごすために
コエンザイムQ10は生活習慣病のリスクを減らす
生活習慣病とコエンザイムQ10の関係