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コエンザイムQ10の含有量

日本では10年ほど前から話題になり、根強い人気を保ち続けているのがコエンザイムQ10。
私たち人間の体内全ての細胞の中にある物質です。
特に、心臓(の筋肉)や腎臓の細胞の中に多くありますので、体を動かすための活力を生み出すのに必要不可欠な物質なのです。

ちなみに、ビタミンEとコエンザイムQ10を一緒に摂ると、ビタミンEとコエンザイムQ10がお互いに助け合って働きを強めます。
また、ビタミンCとコエンザイムQ10を一緒に摂ると、身体がコラーゲンを作り出すための働きを促してくれます。

残念ながら身体の中のコエンザイムQ10は年齢とともに減ってしまいます。
実は20歳代の頃から徐々に減りはじめます。
40歳代でがくんと減り、60歳代ではなんと約半分にまで減ってしまいます。
また、減ってしまう理由は加齢だけではなく、病気やストレスなどでも減ってしまうというのです。

コエンザイムQ10の、1日の理想摂取量は100mgとされています。
体内で作られる量は年々減る一方なので、外から日常的に補ってあげる必要があるのです。
ちなみに、コエンザイムQ10を多く含む食品の主なものとしては、牛肉・豚肉・サバ・イワシ・ほうれん草・ブロッコリーなどがあげられます。

ただ、食品の含有量はとても少なく、コエンザイムの1日の摂取量を食品で摂るのは難しいです。
最も多く含んでいるイワシですら、100mgをそれだけで摂ろうとしたら26匹以上食べなければいけません。
牛肉なら3㎏です。
実際、私たちが1日に食品で摂取しているコエンザイムQ10はたったの5mgだそうです。

欲しい成分を効果的に取り入れるには、サプリメントが手軽で良いですね。
コエンザイムQ10はに良く溶ける物質なので、食前よりも食後に飲むのが良いようです。
サプリメントでも、コエンザイムQ10の含有量はメーカーによって大きく違っています
いくら価格が安いからといって、含有量が少なければ取り入れる意味がありません。
サプリメントの購入を検討する際は、メーカーのホームページなどで「100円あたりの含有量」をよく確認しましょう。